中村牛荘(読み)なかむら ぎゅうそう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村牛荘」の解説

中村牛荘 なかむら-ぎゅうそう

1783-1869 江戸時代後期の儒者
天明3年生まれ。山田時文に師事し,のち長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩校明倫館繁沢規世(はんざわ-のりよ)にまなぶ。天保(てんぽう)のはじめ明倫館でおしえたのち,藩主毛利斉元(なりもと)・敬親(たかちか)の侍講となり,嘉永(かえい)5年明倫館学頭となる。明治2年4月18日死去。87歳。名は任。字(あざな)は文淵。通称は伊助。別号に止止庵。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android