中村粂太郎(初代)(読み)なかむら くめたろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村粂太郎(初代)」の解説

中村粂太郎(初代) なかむら-くめたろう

1724-1777 江戸時代中期の歌舞伎役者
享保(きょうほう)9年生まれ。20年京都都(みやこ)万太夫座で初舞台。のち若女方や座本をつとめ,江戸中村座の舞台にたった。娘,傾城(けいせい)の役を得意とした。当たり役は「傾城阿波鳴門(けいせいあわのなると)」の夕霧など。安永6年7月15日死去。54歳。京都出身。俳名は鯉長。屋号丹波屋

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android