デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村西渓」の解説 中村西渓 なかむら-せいけい 1792-1845 江戸時代後期の画家。寛政4年生まれ。越前(えちぜん)(福井県)敦賀(つるが)の造り酒屋に生まれる。京都四条派の画家松村景文(けいぶん)にまなび,景文門下四渓のひとりとなる。花鳥画を得意とし,虫の画にすぐれた。のち故郷でおおくの門弟をそだてた。弘化(こうか)2年3月18日死去。54歳。名は元矩。字(あざな)は子文。通称は伊助。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例