中森台村(読み)なかもりだいむら

日本歴史地名大系 「中森台村」の解説

中森台村
なかもりだいむら

[現在地名]会津若松市高野町こうやまち柳川やながわ

川東岸にあり、東は東森台村、西は界沢さかいざわ村、北は同一区をなしている河沼郡笈川組の森台村・竹内たけのうち(現湯川村)に続き米沢街道に沿う。かつては中森代と記したが、寛文年中(一六六一―七三)中森台と改めた。またかつては東一町二〇間余にあったが、寛永二年(一六二五)用水の便により現在地に移ったという(新編会津風土記)。もと村のあった所には古屋敷ふるやしき地名が残る。「会津鑑」によれば、森台村・竹内村はもともと一区をなしていたが、元和元年(一六一五)村中央の溝渠をもって会津郡と河沼郡の郡境とし、郡境南を上森台村、郡境北を下森台村としたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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