デジタル大辞泉
「溝渠」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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こう‐きょ【溝渠】
- 〘 名詞 〙
- ① 水を流すためのみぞ。給排水のために土を掘ったもの。〔伊呂波字類抄(鎌倉)〕
- [初出の実例]「天下の法は〈略〉瑣細にして溝渠のごとくなるべからず」(出典:駿台雑話(1732)四)
- [その他の文献]〔礼記‐曲礼上〕
- ② ( 比喩的に ) 両者を隔てている心理的なみぞ。へだたり。
- [初出の実例]「恩をきるものと恩をきするものとの間には、〈略〉大なる溝渠ありて」(出典:即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉一故人)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「溝渠」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の溝渠の言及
【橋】より
…土木工学上の専門用語では橋梁(きようりよう)ともいう。交通路の下に空間を有し,橋と同じ目的をもつが,ひとまたぎする長さ(支間あるいはスパンという)がとくに小さく,土被り(どかぶり)(上部の土)などの荷重も支えるように設計された構造物はカルバートculvert(溝渠)と称する。どの程度以上の長さのものを橋というかは必ずしも明確でないが,日本の道路技術基準では2m以上の支間としている。…
※「溝渠」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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