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中毒性精神病 ちゅうどくせいせいしんびょうtoxic psychosis

世界大百科事典 第2版の解説

ちゅうどくせいせいしんびょう【中毒性精神病 toxic psychosis】

アルコールやその他の嗜好品,薬物,工業用化学物質,毒キノコなどをみずからの意志でまたは誤って,不当にまたは大量に体内に入れたために起こる精神障害を一括していう。一般には急性の身体反応を伴う一過性精神障害で,身体症状のいかんにかかわらず意識障害を中心症状とする。その意識障害の程度によって躁鬱(そううつ)状態から幻覚・妄想状態なども加わることがある。この状態は身体疾患を基礎にもつ精神障害の症状精神病(外因反応型)と共通する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

世界大百科事典内の中毒性精神病の言及

【症状精神病】より

…現在では躁鬱(そううつ)状態や分裂病様状態も加えられる。脳に主病変があるものは器質精神病,中毒性疾患は中毒性精神病として区別されるが,症状精神病との間に概念的な混乱をきたすので,これらを包括して身体的基礎のある精神病としてまとめることがある(K.シュナイダー,1950)。【石黒 健夫】。…

※「中毒性精神病」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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