中祓(読み)チュウバラエ

デジタル大辞泉 「中祓」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐ばらえ〔‐ばらへ〕【中×祓】

古代神事に関する罪を犯した人に、罪の軽重に応じて大・上・中・下の四等に分けて朝廷からはらえ料物を科した、その第三等。

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精選版 日本国語大辞典 「中祓」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐ばらえ‥ばらへ【中祓】

  1. 〘 名詞 〙 神事に関与する者の怠慢・犯罪触穢、また神事従事者への犯罪に対して、罰として、朝廷から科された祓えの一つ。大・上・中・下の四等に分けて財物を出させたものの第三。
    1. [初出の実例]「定犯科祓例事〈略〉中祓物廿二種」(出典類聚三代格‐一・延暦二〇年(801)五月一四日)

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