中肉中背(読み)チュウニクチュウゼイ

デジタル大辞泉 「中肉中背」の意味・読み・例文・類語

ちゅうにく‐ちゅうぜい【中肉中背】

太ってもやせてもいない肉づきで、高くも低くもない背丈。標準的な体型

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精選版 日本国語大辞典 「中肉中背」の意味・読み・例文・類語

ちゅうにく‐ちゅうぜい【中肉中背】

  1. 〘 名詞 〙 太ってもなくやせてもいない肉づきで、高くもなく低くもない背たけ。人の背恰好がほどよいこと。
    1. [初出の実例]「中肉中背で色白の丸顔」(出典:浮雲(1887‐89)〈二葉亭四迷〉一)

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四字熟語を知る辞典 「中肉中背」の解説

中肉中背

太ってもなくやせてもいない肉づきで、高くもなく低くもない背たけ。人の背かっこうがほどよいこと。

[使用例] 中肉中背で、可哀らしい円顔をしている[森鷗外百物語|1911]

[使用例] 男はつやつやと黒い髪を光らせて、色の白い、中肉中背の、平凡な男、しかし何やらオドオドして気の弱そうなところもあります[田辺聖子びっくりハウス|1969]

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