中興寺村(読み)ちゆうこうじむら

日本歴史地名大系 「中興寺村」の解説

中興寺村
ちゆうこうじむら

[現在地名]東郷町中興寺・松崎まつざき

松崎町の東に隣接し、東郷川流域の沖積平野一角を占める。天保一四年(一八四三)の中興寺村田畑地続全図(東郷町役場蔵)によると、現松崎の字田町たまち全域が当村領で、明治五年(一八七二)の中興寺村田畑地続字限絵図(同役場蔵)の張紙には松崎宿へ出地と記されており、松崎町と家並は連続していた。拝領高三四七石余。和田氏の給地(給人所付帳)。宝暦三年(一七五三)頃の河村郡村々明細帳(近藤家文書)によると朱高三七八石余、高三八一石余、うち畑高一三石余。免五ツ五分。定加損・悪田加損米一三石。藪役銀一匁二分。棟数三軒・役高六〇人。男女各四二、比丘尼一。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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