デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中谷市左衛門」の解説 中谷市左衛門 なかたに-いちざえもん 1785-1856 江戸時代後期の武士。天明5年生まれ。中谷正亮(しょうすけ)の父。長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩士。毛利斉元(なりもと)・斉広(なりとお)・敬親(たかちか)の3代の藩主につかえる。天保(てんぽう)の改革では村田清風をたすけて藩政改革の方針案をたてる。のち藩校明倫館再興用掛となった。安政3年7月死去。72歳。名は章貞(あきさだ)。通称は別に幸右衛門,忠兵衛。号は静心。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例