中野小左衛門(読み)なかの こざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中野小左衛門」の解説

中野小左衛門(初代) なかの-こざえもん

?-1662 江戸時代前期の出版人。
中野市右衛門の弟。京都書店をいとなむ。寛永9年「薄雪物語」「住吉物語」などを出版した。寛文2年6月3日死去。名は道也。号は豊興堂。

中野小左衛門(3代) なかの-こざえもん

1674-1705 江戸時代前期の出版人。
延宝2年生まれ。京都で書店をいとなむ。仏教儒学の書などを出版した。宝永2年10月9日死去。32歳。屋号は藤屋。

中野小左衛門(2代) なかの-こざえもん

?-1677 江戸時代前期の出版人。
京都で書店をいとなむ。仏書や儒学の書などを出版した。延宝5年死去。名は是心。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

放射冷却

地表面や大気層が熱を放射して冷却する現象。赤外放射による冷却。大気や地球の絶対温度は約 200~300Kの範囲内にあり,波長 3~100μm,最大強度の波長 10μmの放射線を出して冷却する。赤外放射...

放射冷却の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android