丸花蜂(読み)マルハナバチ

デジタル大辞泉 「丸花蜂」の意味・読み・例文・類語

まる‐はなばち【丸花蜂/円花蜂】

ミツバチ科マルハナバチ属の昆虫総称体長15~25ミリ。体はずんぐりし、長毛が密生する。花粉を媒介し、巣を地中に作って家族生活を営み、巣房蜜蝋みつろうを分泌して球形卵形に作られる。他のハチの巣へ寄生する種もある。クロマルハナバチ・トラマルハナバチ・オオマルハナバチなど。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「丸花蜂」の意味・読み・例文・類語

まる‐はなばち【丸花蜂】

  1. 〘 名詞 〙 ハチ(膜翅)目ミツバチ科マルハナバチ亜科のハチの総称。体長は二センチメートル内外で体全体が長毛でおおわれる。多く土中に営巣する。女王・雄・働きバチの区別がある。オオマルハナバチ・クロマルハナバチ・コマルハナバチなど日本では一五種知られる。〔日本昆虫学(1898)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む