丸葉菫(読み)まるばすみれ

精選版 日本国語大辞典 「丸葉菫」の意味・読み・例文・類語

まるば‐すみれ【丸葉菫】

  1. 〘 名詞 〙 スミレ科多年草本州四国九州山地丘陵の日当たりのよいところに生える。高さ約六センチメートル。地下茎がない。葉は分裂せず、長柄をもち根生する。葉身は約三センチメートル、卵円形基部は切れ込み、縁に鋸歯(きょし)がある。四~五月、唇弁紫色の線のはいった白い花が咲く。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android