丹波の黒大豆(読み)たんばのくろだいず

事典 日本の地域ブランド・名産品 「丹波の黒大豆」の解説

丹波の黒大豆[豆類]
たんばのくろだいず

近畿地方、兵庫県の地域ブランド。
主に篠山市で生産されている。丹波地方では、粘土質土壌昼夜の激しい温度差が黒大豆生育に適し、古くから栽培がおこなわれていた。江戸時代には、篠山藩主の青山忠講が黒大豆を8代将軍・徳川吉宗に献上して評判となった。大豆のなかでも大粒で、表面に白い粉をふいており、煮豆にしても皮がむけないのが特徴。おせち料理黒豆の材料に用いられる。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報