デジタル大辞泉プラス 「丹波富士」の解説 丹波富士〔弥仙山〕 京都府綾部市、舞鶴市にまたがる弥仙山(みせんさん)の別称。どの方角からも正三角形の山容が望める。標高664メートル。京都府では、船井郡京丹波町にある砥石山も同じ「丹波富士」の異名を持ち、兵庫県の高城山、白髪岳も「丹後富士」と呼ばれる。 丹波富士〔高城山〕 兵庫県丹波篠山市にある高城山の別称。篠山盆地中央にあり、中世の山城で、国指定史跡である八上城の遺構が残る。標高459メートル。同市にある白髪岳も、同じ「丹波富士」の異名を持ち、また京都府の弥仙山、砥石山も「丹波富士」と呼ばれる。 丹波富士〔砥石山〕 京都府船井郡京丹波町にある砥石山の別称。標高536メートル。京都府では、綾部市、舞鶴市にまたがる弥仙山も同じ「丹波富士」の異名を持ち、兵庫県の高城山、白髪岳も「丹後富士」と呼ばれる。 丹波富士〔白髪岳〕 兵庫県丹波篠山市にある白髪岳(しらがたけ)の別称。標高722メートル。同市にある高城山も、同じ「丹波富士」の異名を持つ。また京都府の弥仙山、砥石山も「丹波富士」と呼ばれる。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報