丹羽桃渓(読み)にわ とうけい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「丹羽桃渓」の解説

丹羽桃渓 にわ-とうけい

1760-1822 江戸時代中期-後期画家
宝暦10年生まれ。大坂の人。蔀(しとみ)関月にまなび,絵本狂歌本の挿絵をおおくえがいた。鉄格子(てつごうし)波丸の門人で狂歌もよくした。文政5年10月15日死去。63歳。名は元国。字(あざな)は伯照。通称は大黒屋喜兵衛。別号に靖中庵,桃渓山人。作品に「怪談弁妄録」「皷銅(こどう)図録」の挿絵など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android