主典代(読み)シュテンダイ

デジタル大辞泉 「主典代」の意味・読み・例文・類語

しゅてん‐だい【主典代】

平安時代院の庁出納をつかさどった官。「代」は、朝廷の官と区別するためのもの。

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精選版 日本国語大辞典 「主典代」の意味・読み・例文・類語

しゅてん‐だい【主典代】

  1. 〘 名詞 〙 平安・鎌倉時代、院の庁で院中記録・文書作成などをつかさどった職員四位五位文筆に巧みなものをあてたが、蔵人所の出納がなることもあった。「代」は、禁中の官と区別するためにいう。
    1. [初出の実例]「朱雀院定主典代仕所御書別当等」(出典日本紀略‐天暦元年(947)五月三日)

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