主税局(読み)シュゼイキョク

デジタル大辞泉 「主税局」の意味・読み・例文・類語

しゅぜい‐きょく【主税局】

財務省内局の一。国税の見積もり・割り当てなどに関する業務を行う。

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精選版 日本国語大辞典 「主税局」の意味・読み・例文・類語

しゅぜい‐きょく【主税局】

  1. 〘 名詞 〙 財務省(旧大蔵省)の一部局。関税トン税特別トン税を除く国税に関する制度調査企画立案税収見積りなどの業務を取り扱う。
    1. [初出の実例]「大蔵省も亦各煙筒悉く破壊し殊に主計局、主税局及び文書課等は家根抜け天井落ち」(出典:風俗画報‐七四号(1894)人事門)

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世界大百科事典(旧版)内の主税局の言及

【大蔵省】より

…本省機構は大臣官房のほか,総務,会計,主税,関税,主計,出納,国債,金庫,銀行,預金,記録の11局が設けられ,そのほかに造幣,印刷の独立の局があった。その後11局は統合がすすみ,98年には主計局,主税局,理財局の3局となり現在の大蔵省の原型が整ったが,こののちも時代の趨勢とともにいくつかの機構が新設された。日清戦争後,政府は軍備拡充を急務とし,増税を実施したが,それにあたり地方に委任されていた国税徴収事務を大蔵省で一元的に統轄するために,96年各地に税務管理局,税務署を設置した。…

※「主税局」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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