デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久坂玄機」の解説 久坂玄機 くさか-げんき 1820-1854 江戸時代後期の医師。文政3年生まれ。久坂玄瑞(げんずい)の兄。緒方洪庵(こうあん)に蘭学をまなぶ。長門(ながと)(山口県)萩藩(はぎはん)医学館の都講役となり,嘉永(かえい)2年種痘を実施。7年病をおして藩主毛利敬親(たかちか)に海防策を上申し,数日後の2月27日死去した。35歳。名は真(まこと),静。号は天籟。訳書に「演砲法律」「治痘新局」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by