久田下原村(読み)くたしものはらむら

日本歴史地名大系 「久田下原村」の解説

久田下原村
くたしものはらむら

[現在地名]奥津町久田下原

大きく蛇行して南流する吉井川左岸にあり、対岸土生はぶ村。北は久田上原村、南は塚谷つかだに(現鏡野町)。川の蛇行部の沖積地にまとまった水田が広がる。正保郷帳に高三八二石余、うち田方二五八石余・畑方一二四石余とある。「作陽誌」では家数六五・人数三一七。元禄一〇年(一六九七)の美作国郡村高辻帳では改出高九二石余・開高三四石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android