日本歴史地名大系 「久美浜代官所跡」の解説 久美浜代官所跡くみはまだいかんしよあと 京都府:熊野郡久美浜町久美浜村久美浜代官所跡[現在地名]久美浜町 西本町久美浜城跡(城山)の東山麓小字殿町(とのまち)にある。三方に堀があり、今も東側(前方)と南側の一部を残している。北側に久美浜湾が広がる。享保二〇年(一七三五)代官海上弥兵衛の時、湊宮(みなとみや)から久美浜に代官所を移し、役人も江戸詰七人、丹後詰一一人と強化された。波美新井家文書は次のように記す。<資料は省略されています>天保四年(一八三三)の久美浜御陣屋図によれば、総坪数一千六〇四坪一分二厘、海岸に沿って郷倉・夫食蔵などが並んでいた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by