精選版 日本国語大辞典 「乙名成」の意味・読み・例文・類語 おとな‐なり【乙名成】 〘 名詞 〙 室町・江戸時代の村落の宮座で、若衆、中老などを経て最高位の乙名(おとな)になること。また、その儀式。この儀式の時、定められた礼銭を座に納めたり、座人一同に供応したりした。[初出の実例]「浄喜地下おとななり今日経営云々」(出典:看聞御記‐永享六年(1434)二月三〇日) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例