コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

礼銭 レイセン

世界大百科事典 第2版の解説

れいせん【礼銭】

一般的にはお礼のために金銭を送ることであるが,中世とりわけ室町・戦国期に盛んで,何らかの権利を与えられることの代償として,下から上へ差し上げるものを礼物(れいもつ),礼銭といった。朝廷,幕府などの官職,役職への補任継目安堵(つぎめあんど)(将軍などの代替りに際して,家臣らが前代同様に所領を安堵してもらう),課役免除などの礼として出される場合が多く,公私混同の結果として賄賂が公然と利権化して行われたものともいえる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

れいせん【礼銭】

謝礼として提供される金銭。 「廉直なりと人やみるらん-を欲ぼりてこそ返しつれ/犬筑波集」
室町時代、将軍の代替わりの際などに、祝儀として諸大名が幕府に献上した金銭。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

礼銭の関連キーワード犬筑波集上宮寺遣明船一対局一献料先達謝礼らん

今日のキーワード

OAR

2018年の平昌五輪に国家資格ではなく個人資格で参加したロシア国籍の選手のこと。「Olympic Athlete from Russia(ロシアからの五輪選手)」の略。14年ソチ五輪での組織的なドーピ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android