乙名百姓(読み)オトナビャクショウ

デジタル大辞泉 「乙名百姓」の意味・読み・例文・類語

おとな‐びゃくしょう〔‐ビヤクシヤウ〕【乙名百姓/長百姓】

近世村落での主だった百姓のこと。多く名主なぬし庄屋に次ぐ地位にあった。おさびゃくしょう。

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精選版 日本国語大辞典 「乙名百姓」の意味・読み・例文・類語

おとな‐びゃくしょう‥ビャクシャウ【乙名百姓・長百姓・老百姓】

  1. 〘 名詞 〙 中世の村落で、指導者層としてその運営にあたった有力百姓。
    1. [初出の実例]「次東西之長百姓より太刀一腰〈代五百文〉」(出典:鵤荘引付‐大永五年(1525)六月)

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