乙女塚(読み)オトメヅカ

デジタル大辞泉 「乙女塚」の意味・読み・例文・類語

おとめ‐づか〔をとめ‐〕【乙女塚/処女塚】

妻争いの犠牲者となったおとめを葬ったと伝える塚。菟原処女うないおとめ葛飾の真間の手古奈の塚など。

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精選版 日本国語大辞典 「乙女塚」の意味・読み・例文・類語

おとめ‐づかをとめ‥【乙女塚・処女塚】

  1. 〘 名詞 〙 何人かの男性に求婚され、求婚者を避けて自殺したおとめを葬ったと伝える塚。古くから広く伝えられている。葛飾の真間の手児名葦原菟原処女(うないおとめ)など。
    1. [初出の実例]「をとめ塚はひだり右に男二人をはうふりしと也」(出典:俳諧・類船集(1676)美)

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「乙女塚」の解説

乙女塚
(通称)
おとめずか

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
津国求女塚
初演
享保20.3(大坂・岩井半四郎座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

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