乙字戦法(読み)おつじせんぽう

精選版 日本国語大辞典 「乙字戦法」の意味・読み・例文・類語

おつじ‐せんぽう‥センパフ【乙字戦法】

  1. 〘 名詞 〙 海上戦法一つ。海上の、複隊と単隊との戦闘において、一隊は敵の前方に、他の一隊は敵の後方に進出して、乙字形に敵をはさんで、攻撃しようとする戦法。
    1. [初出の実例]「東郷大将が予て策定されました戦術は我海軍にて所謂丁字戦法、乙字戦法と称するもので」(出典:東京朝日新聞‐明治三八年(1905)六月三〇日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む