乙神社(読み)おとめじんじや

日本歴史地名大系 「乙神社」の解説

神社
おとめじんじや

[現在地名]宇佐市下乙女 宮本

下乙女の黒しもおとめのくろ川沿い、宮本みやのもとにあり、境内からは五世紀の方形周溝墓が検出されている。宇佐宮行幸会八ヵ社の一で、旧郷社。八幡大神を主神として祀る。承和一一年(八四四)六月一七日の宇佐八幡宮弥勒寺建立縁起(石清水文書)によれば、馬城まき(御許山)に現れた八幡神は「比志方荒城潮辺」に移り座したという。この荒城(荒木)潮辺に建てられたのが当社である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android