日本歴史地名大系 「乙神社」の解説 乙神社おとめじんじや 大分県:宇佐市旧四日市町地区乙女村乙神社[現在地名]宇佐市下乙女 宮本下乙女の黒(しもおとめのくろ)川沿い、宮本(みやのもと)にあり、境内からは五世紀の方形周溝墓が検出されている。宇佐宮行幸会八ヵ社の一で、旧郷社。八幡大神を主神として祀る。承和一一年(八四四)六月一七日の宇佐八幡宮弥勒寺建立縁起(石清水文書)によれば、馬城(まき)嶺(御許山)に現れた八幡神は「比志方荒城潮辺」に移り座したという。この荒城(荒木)潮辺に建てられたのが当社である。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by