乙訓寺遺跡(読み)おとくにでらいせき

日本歴史地名大系 「乙訓寺遺跡」の解説

乙訓寺遺跡
おとくにでらいせき

[現在地名]長岡京市今里

東側に小畑(おばた)川が形成した谷底平野を望む標高三二―三四メートルの台地上に位置する寺院遺跡。

現乙訓寺境内を中心に、奈良時代前期(白鳳時代)から平安時代に至る古瓦を多量に出土することで古くから知られていた。本堂前には柱座を造り出した花崗岩製の奈良時代頃の礎石があり、昭和初年には本堂北側の竹藪中から瓦窯跡が見付かり、現存する乙訓寺が奈良時代からの寺院であることが推定されていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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