デジタル大辞泉プラス 「九州芸術祭文学賞」の解説 九州芸術祭文学賞 地方文学賞のひとつ。公募新人文学賞。九州・沖縄の各県、福岡・北九州・熊本の3政令指定都市との共催により、九州・沖縄在住の新人作家による未発表作品を募集する。最優秀賞は文芸春秋の雑誌「文学界」に掲載される。1970年、九州・沖縄芸術祭の企画のひとつとして、「九州沖縄芸術祭文学賞」の名称で創設。第7回以降、芸術祭の主催が九州・沖縄文化協会から九州文化協会に変更になり、現名称となった。第1回の最優秀作受賞作品は、熊本県出身の山田としによる「白い切り紙」。歴代の受賞者には、帚木蓬生、村田喜代子、目取真俊などがいる。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報