村田喜代子(読み)ムラタキヨコ

デジタル大辞泉 「村田喜代子」の意味・読み・例文・類語

むらた‐きよこ【村田喜代子】

[1945~ ]小説家福岡の生まれ。初めシナリオを学び、のち作家活動に入る。黒沢明監督の映画八月の狂詩曲ラプソディー」の原作となった「鍋の中」で芥川賞受賞。「竜秘御天歌りゅうひぎょてんか」で芸術選奨。他に「白い山」「真夜中の自転車」「望潮」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「村田喜代子」の解説

村田喜代子 むらた-きよこ

1945- 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和20年4月12日生まれ。はたらきながらシナリオをまなぶ。昭和42年結婚。51年「水中の声」で九州芸術祭文学賞をうけ,作家活動にはいる。62年「鍋の中」で芥川賞,平成2年「白い山」で女流文学賞,4年「真夜中自転車」で平林たい子文学賞,10年「望潮」で川端康成文学賞,11年「竜秘御天歌」で芸術選奨。22年「故郷のわが家」で野間文芸賞。福岡県出身。作品はほかに「熱愛」「春夜漂流」など。

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