九条教実(読み)くじょう のりざね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「九条教実」の解説

九条教実 くじょう-のりざね

1210-1235 鎌倉時代の公卿(くぎょう)。
承元(じょうげん)4年生まれ。九条道家の長男。母は藤原綸子(りんし)。左大臣,関白をへて貞永(じょうえい)元年四条天皇の摂政となり,洞院摂政とよばれる。従一位。実権は父がにぎり,名目上の地位だったという。和歌にすぐれ,歌会を主催し,「新勅撰和歌集」以下の勅撰集に34首がおさめられる。日記「洞院摂政記」をのこした。文暦(ぶんりゃく)2年3月28日死去。26歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「九条教実」の解説

九条教実 (くじょうのりざね)

生年月日:1210年1月5日
鎌倉時代前期の公卿。摂政・関白・太政大臣
1235年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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