九老(読み)きゅうろう

精選版 日本国語大辞典 「九老」の意味・読み・例文・類語

きゅう‐ろうキウラウ【九老】

  1. 〘 名詞 〙 画題中国、唐代に香山に会して清談を楽しんだという九人の老人、すなわち胡杲、吉旼、劉真、盧真、鄭拠、張渾、狄兼謨、盧貞、白居易

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 項目

普及版 字通 「九老」の読み・字形・画数・意味

【九老】きゆうろう(きうらう)

尚歯会。唐の白居易が洛中友人と九老の会を作り、のちその例にならうものが多い。宋・陸游〔庚申元日(時に陸游七十七歳)口号〕詩 洛中の九老、吾が侶に非ず 且(しばら)く山陰の十老人を作(な)さん

字通「九」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android