(読み)キュウ

  • ▽九
  • かい
  • きゅう キウ
  • きゅう〔キウ〕
  • ここ
  • ここの
  • この
  • チュー
  • 九/×玖
  • 九/久/丘/究/宮
  • 漢字項目

デジタル大辞泉の解説

数の名。8の次、10の前の数。ここのつ。く。
9番目。第9。
[補説]金銭証書などで、間違いを防ぐために「玖」を用いることがある。
[音]キュウ(キウ)(漢) (呉) [訓]ここの ここのつ
学習漢字]1年
〈キュウ〉
数の名。ここのつ。「九回九経九卿(きゅうけい)重九(ちょうきゅう)
数の多いこと。「九重(きゅうちょう)・九死一生/三拝九拝
〈ク〉に同じ。「九月九九(くく)九分九厘三三九度
〈ここの〉「九重九日
[名のり]かず・ただ・ちか・ちかし・ひさ
[難読]九年母(くねんぼ)九十(ここのそじ)九十九髪(つくもがみ)九十九折(つづらお)り
数の名。8の次、10の前の数。ここのつ。きゅう。
9番目。第9。
〈九〉⇒きゅう
〈久〉⇒きゅう
〈丘〉⇒きゅう
〈究〉⇒きゅう
〈宮〉⇒きゅう
ここのつ。を「一(ひ)・二(ふ)・三()…」と数えるときに用いる。ここの。
く。きゅう。ここのつ。数をかぞえるときの語。この。「なな、や、ここの、とお」
く。きゅう。ここのつ。多く、名詞の上に付けて用いる。「ここの月」
「はしきやし翁(おきな)の歌におほほしき―の児らや感(かま)けて居(を)らむ」〈・三七九四〉
《「ここの(九)」の》ここのつ。きゅう。数をかぞえるときにいう。「なな、や、この、とお」
《〈中国語〉》数字の、9。九つ。

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大辞林 第三版の解説

八より一つ多い数。く。ここのつ。 大字としての字を用いる
九。ここのつ。名詞の上に付けて、複合語を作る。この。 -重 かがなべて夜には-夜/古事記
ここのつ。数を数える時に用いる。この。 なな、や、-、とお
ここの(九)の略
九。声に出して物を数える時の語。 なな、やあ、-、とお
中国語
ここのつ。九

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 (「九」の唐宋音から) 拳(けん)で、ここのつをいう語。きわ。
※滑稽本・浮世風呂(1809‐13)三「真(ほんとう)の拳(けん)と云ふ物は〈略〉七(ちい)(ぱま)(クヮイ)といふものだっサ」
〘名〙
① ここのつ。く。玖(きゅう)。〔史記‐騶衍伝〕
② (「究」に通じる) 数のきわまり。数の最上位。また、きわめて数の多いことをいう。〔列子‐天瑞〕
③ 易で陽の数。六を陰とするのに対していう。〔易経‐乾卦〕
〘名〙 (「ここの」の変化した語) 物の数を声に出して順に唱えながら数えるときの九。この。こう。〔口語法別記(1917)〕
〘名〙
① 九つ。名詞・助数詞の前に直接付けて用いる。
※古事記(712)中・歌謡「新治 筑波を過ぎて 幾夜か寝つる 日日(かが)並べて 夜には許許能(ココノ)夜 日には十日を」
※宇津保(970‐999頃)俊蔭「月日へて、子うむべきほどになるまで見しらでゐたるに、ここの月といふに」
② 九人。助詞「の」を介して名詞を修飾する。
※万葉(8C後)一六・三七九四「はしきやし 翁の歌に おほほしき 九(ここの)児等哉 感(かま)けて居らむ」
③ 物の数を、声に出して順に唱えながら数えるときの九。この。ここ。こう。
※年中行事秘抄(12C末)鎮魂祭歌「一(ひと)(ふた)(み)(よ)(いつ)(むゆ)(なな)(や)ここの十(たりや)
〘名〙 (「ここの」の変化した語) 物の数を、声に出して順に唱えながら数えるときの九。ここ。こう。
※雑俳・柳多留‐九(1774)「なすびうりこのこのこのが仕廻なり」
〘名〙 「九」の中国音。く。きゅう。ここのつ。

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