九虎日(読み)くこにち

精選版 日本国語大辞典 「九虎日」の意味・読み・例文・類語

くこ‐にち【九虎日】

  1. 〘 名詞 〙 陰陽家で、神事移転、婚礼その他諸事を行なうことが凶という日。春の「八龍」、夏の「七鳥」、冬の「六蛇」とともに、四季悪日一つ。陰暦七月、八月、九月中の庚子(かのえね)辛亥(かのとい)の日。
    1. [初出の実例]「九虎日御渡、人傾申之、果有此災」(出典百練抄‐平治元年(1159)八月一六日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む