精選版 日本国語大辞典 「八龍」の意味・読み・例文・類語
はち‐りゅう【八龍】
- [ 1 ] 〘 名詞 〙
- [ 2 ]
- [ 一 ] 「はちだいりゅうおう(八大龍王)」の略。
- [初出の実例]「兵部卿親王、八龍に車を懸て扈従(こしょう)し給ふ」(出典:太平記(14C後)二三)
- [ 二 ] 源氏相伝の八領の鎧(よろい)の一つ。
- [初出の実例]「ここにて八龍(はちリウ)にうらかかせむ事はよもかなはじ」(出典:金刀比羅本保元(1220頃か)中)
- [ 一 ] 「はちだいりゅうおう(八大龍王)」の略。
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...