乱逆（読み）ランギャク

デジタル大辞泉

らん‐ぎゃく【乱逆】

謀反むほん。反逆。

出典　小学館

精選版 日本国語大辞典

らん‐げき【乱逆】

1. 〘 名詞 〙 ( 「げき」は「逆」の漢音 ) ＝らんぎゃく（乱逆）
   1. [初出の実例]「而依大衆乱逆事、俄以辞退、仍已講明胤所勤仕也」(出典：中右記‐寛治七年（1093）一二月七日)
   2. 「保元以後は乱逆(ランゲキ)打つづいて」(出典：高野本平家（１３Ｃ前）三)
   3. [その他の文献]〔漢書‐昭帝紀賛〕

らん‐ぎゃく【乱逆】

1. 〘 名詞 〙 支配者などにそむきさからうこと。むほん。らんげき。
   1. [初出の実例]「承平に将門、天慶に純友、東西に鼻を並て、乱逆(ランギャク)せしに」(出典：源平盛衰記（１４Ｃ前）二六)

出典　精選版 日本国語大辞典

普及版 字通

【乱逆】らんぎやく

逆。〔秦・山碑〕皇國を立て、維(こ)れ初め昔に在り。嗣世、王とし、亂を討伐す。

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出典　平凡社「普及版 字通」