亀塚古墳群(読み)かめつかこふんぐん

日本歴史地名大系 「亀塚古墳群」の解説

亀塚古墳群
かめつかこふんぐん

[現在地名]錦町西 大王原

九州山地の山麓から北に向かって延びる緩やかな台地の縁近くに位置し、国道二一九号のバイパスを挟んで約二〇〇メートル内側に三基の前方後円墳がある。一号・二号墳は長軸をほぼ南北にとり、両墳とも全長四〇―四五メートル、後円部の高さは二・三―二・八メートルである。一号墳からは直刀・鐙・土器などの出土が伝えられるが明らかでない。三号墳は耕作のためにくびれ部で分断され独立の丘となっているが、もとは全長五〇メートル、後円部の高さ約二・八メートル、長軸をほぼ東西にとっていたと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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