亀背(読み)キハイ

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① カメの背部。また、その背のように中程が高くなったもの。
※艸山集(1674)一六・饑年有感「荒艸穿亀背、乱虫入犬牙
※東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉三「中央は則ち車馬、左右は則ち徒行を通し、路心亀背を作して遍く白砂を敷き」
② 脊椎後彎の隆起している部分。また、せぼねのまがる病気。
※温故知新書(1484)「亀背 キハイ 留曲也」 〔病名彙解(1686)〕

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世界大百科事典内の亀背の言及

【脊椎カリエス】より

…脊椎骨のうち,椎体の侵されるものが大半を占め,脊椎骨の後方部分を形成する横突起,椎弓,関節突起,棘(きよく)突起などは侵されにくいので,脊椎骨全体として前方の椎体のみ圧潰され,そのため罹患椎部は特徴ある限局した後彎(こうわん)を呈し,とがって後方に突出することが多く,角状後彎と呼称される。数多くの脊椎骨が罹患し,角状後彎の上下に全体として後彎を呈すると亀背,いわゆる〈せむし〉となる。 疼痛が初発症状のことが多く,この疼痛のために傍脊椎筋の反射性緊張を起こして脊椎のしなやかさを失い(不撓性),小児などでは脊椎運動によって疼痛を起こすので,脊椎を動かさざるをえない衣服の着脱などをいやがるため,入浴などをいとうようになる。…

【脊椎カリエス】より

…脊椎骨のうち,椎体の侵されるものが大半を占め,脊椎骨の後方部分を形成する横突起,椎弓,関節突起,棘(きよく)突起などは侵されにくいので,脊椎骨全体として前方の椎体のみ圧潰され,そのため罹患椎部は特徴ある限局した後彎(こうわん)を呈し,とがって後方に突出することが多く,角状後彎と呼称される。数多くの脊椎骨が罹患し,角状後彎の上下に全体として後彎を呈すると亀背,いわゆる〈せむし〉となる。 疼痛が初発症状のことが多く,この疼痛のために傍脊椎筋の反射性緊張を起こして脊椎のしなやかさを失い(不撓性),小児などでは脊椎運動によって疼痛を起こすので,脊椎を動かさざるをえない衣服の着脱などをいやがるため,入浴などをいとうようになる。…

※「亀背」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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