了実(読み)りょうじつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「了実」の解説

了実 りょうじつ

1304-1386 鎌倉-南北朝時代の僧。
嘉元(かげん)2年生まれ。浄土宗常陸(ひたち)(茨城県)法然寺の蓮勝(れんしょう),鎌倉光明寺の定慧(じょうえ)にまなぶ。暦応(りゃくおう)元=延元3年(一説に延文年間とも)常陸太田城主佐竹義篤の帰依(きえ)をうけて那珂郡瓜連(うりづら)に常福寺をひらいた。門弟聖冏(しょうげい)らがいる。至徳3=元中3年11月3日死去。83歳。号は盛蓮社成阿(じょうあ)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む