デジタル大辞泉 「予防線」の意味・読み・例文・類語 よぼう‐せん〔ヨバウ‐〕【予防線】 1 敵の攻撃などに備えて、あらかじめ講じておく警戒、監視などの手段。2 あとで失敗したり非難されたりなどしないように、前もってうっておく手段。「あとでつけこまれないように予防線を張る」[補説]「予防線を張る」で成句となり、「予防線を引く」とは言わない。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「予防線」の意味・読み・例文・類語 よぼう‐せんヨバウ‥【予防線】 〘 名詞 〙① 敵の攻撃や侵入を防ぐために、または、警戒や監視などのために、あらかじめ手配しておくこと。② 失敗したり非難されたりなどしないために、前もってうっておく手段・方策。[初出の実例]「さうして置けばまた父の疑惑心を避ける予防線(ヨバウセン)にもなる訳と考へたのです」(出典:乳姉妹(1904)〈菊池幽芳〉前) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例