予防線(読み)ヨボウセン

デジタル大辞泉 「予防線」の意味・読み・例文・類語

よぼう‐せん〔ヨバウ‐〕【予防線】

敵の攻撃などに備えて、あらかじめ講じておく警戒監視などの手段
あとで失敗したり非難されたりなどしないように、前もってうっておく手段。「あとでつけこまれないように予防線を張る」
[補説]「予防線を張る」で成句となり、「予防線を引く」とは言わない。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「予防線」の意味・読み・例文・類語

よぼう‐せんヨバウ‥【予防線】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 敵の攻撃や侵入を防ぐために、または、警戒や監視などのために、あらかじめ手配しておくこと。
  3. 失敗したり非難されたりなどしないために、前もってうっておく手段・方策
    1. [初出の実例]「さうして置けばまた父の疑惑心を避ける予防線(ヨバウセン)にもなる訳と考へたのです」(出典乳姉妹(1904)〈菊池幽芳〉前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む