争競(読み)ソウキョウ

デジタル大辞泉 「争競」の意味・読み・例文・類語

そう‐きょう〔サウキヤウ〕【争競】

[名](スル)競争」に同じ。
「各権勢を分領し、互いに―するを以て、其国勢次第に進歩せり」〈永峰秀樹訳・代議政体

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精選版 日本国語大辞典 「争競」の意味・読み・例文・類語

そう‐きょうサウキャウ【争競】

  1. 〘 名詞 〙 あることについて、優劣勝敗などをきそうこと。競争。
    1. [初出の実例]「路次嗷々闘戦、洛陽々争競」(出典保元物語(1220頃か)上)
    2. 「預言者国王、僧徒等、各権勢を分領し、互ひに争競するを以て、其国勢次第に進歩せり」(出典:代議政体(1875‐79)〈永峰秀樹訳〉二)
    3. [その他の文献]〔張衡‐東京賦〕

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普及版 字通 「争競」の読み・字形・画数・意味

【争競】そうきよう(さうきやう)

競争する。漢・張衡東京の賦〕是の時七雄竝びに爭競し、相ひ高ぶるに奢麗を以てす。楚はき、趙は叢臺を後につ。

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