二仏の中間(読み)にぶつのちゅうげん

精選版 日本国語大辞典 「二仏の中間」の意味・読み・例文・類語

にぶつ【二仏】 の 中間(ちゅうげん)

  1. ( 釈迦如来彌勒菩薩との中間の意 ) 仏語。釈迦が入滅したのち、五六億七千万年を経て、彌勒菩薩が仏となって出現するまでの中間の時期。この期間は、無仏の世であるから、地蔵菩薩が仏にかわって衆生を救うという。二仏中間
    1. [初出の実例]「二仏(ニブツ)の中間(チウゲン)やみふかく、闘諍堅固のをそれはなはだし」(出典発心集(1216頃か)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android