二十六夜(読み)ニジュウロクヤ

精選版 日本国語大辞典 「二十六夜」の意味・読み・例文・類語

にじゅうろく‐やニジフ‥【二十六夜】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 陰暦、一月七月の二六日の夜。→二十六夜待
    1. [初出の実例]「花は中の町月は品川廿六夜(ニジウロクヤ)徳場同様に人々これをあらそふ」(出典洒落本・売花新駅(1777)発端)
  3. 二十六夜の月。
    1. [初出の実例]「廿六夜さまをおがみにことしは神奈川の台へ行ませう」(出典:黄表紙・長生見度記(1783))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android