二次元コード(読み)ニジゲンコード

デジタル大辞泉 「二次元コード」の意味・読み・例文・類語

にじげん‐コード【二次元コード】

バーコードのような横の向きだけに情報をもつ一次元コードに対して、縦と横の二方向に情報をもつコード。より多くの情報を、小さな面積で扱うことができる。QRコードが広く普及しているほかSPコードデータマトリックスなどがある。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「二次元コード」の意味・わかりやすい解説

二次元コード
にじげんこーど

スーパーマーケットやコンビニエンス・ストアなどで売られている商品に印刷されているバーコード(一次元コード)に対し、水平と垂直の方向に情報をもつコードのこと。二次元シンボルともいう。バーコードに比べて、より多くの情報をコード化することが可能である。

 二次元コードには、小さなセル升目)を縦横に配列したマトリックス式と、複数の一次元コードを縦に重ねたスタック式がある。日本には十数種類の二次元コードが存在しているが、携帯電話に対応していることなどの理由から、マトリックス式の一つであるQRコードがもっとも普及している。QRコードは、一つのコードで数字だけなら最大7089文字、英数字最大4296文字、漢字最大1817文字を表現することができ、データ領域面積の30%が破損したり汚れたりしても復原して識別できる。その他、よく使用される二次元コードとして、PDF417、ベリコード(Veri Code)、マキシコード(Maxi Code)、データマトリックス(Data Matrix。データコードともいう)などがある。

[編集部]

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