二言語多文化主義〔カナダ〕(その他表記)Bilingualism and Multiculturalism

山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説

二言語多文化主義〔カナダ〕(にげんごたぶんかしゅぎ)
Bilingualism and Multiculturalism

フランス語系および英語系の社会が,おのおのの独特な文化を保持しつつ相互に補完し合って共通目標を追求できるよう,二つの公用語を用いる制度二言語主義である。これを審議するため設けられた二言語二文化主義に関する政府委員会(1963~69年)は,この2集団以外のエスニック集団の文化上の貢献をも認める必要を指摘し,連邦政府は1971年に文化やエスニック上の多様性認知と平等の実現を目的とする多文化主義を国の政策とした。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む