二重谷新田(読み)にじゆうやしんでん

日本歴史地名大系 「二重谷新田」の解説

二重谷新田
にじゆうやしんでん

[現在地名]潮来町潮来

まえ川と北利根川(常陸利根川)の間にあり、南は潮来村。北利根川の土砂浪逆なさか浦に堆積して形成された洲を、近世初期に開拓してできた新田村

二重谷旧記書上(須田家文書)によると、下総国新島しんしま(現千葉県佐原市)領域に属していたが、正保元年(一六四四)板久いたく(潮来)村の農民幕府に開拓を願出て、翌二年に許可され、同年以降海運上として永銭五〇〇文を納入したという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む