互市場(読み)ゴシジョウ

デジタル大辞泉 「互市場」の意味・読み・例文・類語

ごし‐じょう〔‐ヂヤウ〕【互市場】

貿易の行われる場所開港場

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精選版 日本国語大辞典 「互市場」の意味・読み・例文・類語

ごし‐じょう‥ヂャウ【互市場】

  1. 〘 名詞 〙 貿易を行なうための貨物の集散所。貿易を行なう場所。開港場。
    1. [初出の実例]「ネウヨルク、ボストンの如きは、人烟稠密の互市場なれど」(出典:航米日録(1860)四)

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旺文社世界史事典 三訂版 「互市場」の解説

互市場
ごしじょう

中国とおもに北方遊牧民族との交易を管理する役所
従来の税関所といった役割から,宋代以降は契丹西夏・金などといった遊牧国家との交換経済を進めるものに変化した。中国からは茶や絹などが輸出され,馬・毛皮などと交換された。海港の場合は互市舶・市舶と呼ばれた。

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