五つの塵六つの欲(読み)いつつのちりむつのよく

精選版 日本国語大辞典 「五つの塵六つの欲」の意味・読み・例文・類語

いつつ【五つ】 の 塵(ちり)六(む)つの欲(よく)

  1. ( 「五塵六欲(ごじんろくよく)」の訓読み ) 五塵は、五官の対象。煩悩を起こさせて心を汚す塵の意で、すなわち色(しき)、声(しょう)、香(こう)、味(み)、触(そく)の五つ。六欲は、凡人の持つ六種の欲望、すなわち色欲、形貌欲(ぎょうみょうよく)、威儀姿態欲、語音声欲(ごおんじょうよく)、細滑欲(さいこつよく)、人相欲をいう。
    1. [初出の実例]「され共人間五つの塵(ちり)六つのよく、しばし心は濁り江に沈みて」(出典:浄瑠璃・日本西王母(1699頃)道行)

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