五万分の一地図(読み)ごまんぶんのいちちず

百科事典マイペディア 「五万分の一地図」の意味・わかりやすい解説

五万分の一地図【ごまんぶんのいちちず】

5万分の1の統一縮尺で全土をおおう日本の地形図。全部で1291面ある。もとは陸軍の参謀本部陸地測量部作成の地図で,1892年から始まって,1924年に本州四国,九州,北海道の基本測量が完成したもの。第2次大戦後は国土地理院に継承されているが,1964年からは新たに二万五千分の一地図を全国の基本図とし,五万分の一地図はそれをもとに編集されるようになった。現在の発行図には1色刷と4色刷があり,絶えず新版を発行しているため,図式新旧(1955年,1965年に図式改正)入りまじっている。1枚の五万分の一地図のおおっている地域は,経度差15′,緯度差10′で,地図図郭の形は台形ユニバーサル横メルカトル図法による。地形等高線で示されていて,20m間隔の主曲線のほか,小地形を表すのに細い等高線も使用。地物は必要に応じ強調されて表現されている。
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