五万原遺跡（読み）ごまんばらいせき

日本歴史地名大系「五万原遺跡」の解説

[現在地名]美星町大倉

吉備高原の南縁に近い高原面上、なだらかな丘陵上にある集落遺跡で、付近の標高は四〇〇メートルを超える。昭和四〇年（一九六五）一部が発掘調査されて、三基の竪穴住居跡が発見された。住居跡から出土した土器は、いずれも弥生時代後期後葉に属する備中西部型のもので、住居跡ごとにやや時代を異にしている。

コトバンクでは本文の一部を掲載しています。ジャパンナレッジをご利用いただくとすべての情報をご覧になれます。→ジャパンナレッジのご案内

出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

Sponserd by

関連語 弥生文化古墳時代遺物様相火災

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...